【設定】『カイト』

『ケルベロスブレイド』（C）くずもち。/Jambo絵師/トミーウォーカー

「『俺の『居場所』を破壊するつもりなら、テメェの舞台は此処までだ』」

年齢:不明(便宜上カイトと同一であると自称)
身長:当然カイトと同じ
属性:中立/善　(※本人は混沌/悪を自称)
魔術:氷と雨の魔術
好き:雨(特に夕立)、チョコミント(※カイトとは若干嗜好が違う)
苦手:よく分からない海外の菓子(食べて良いのか分からないらしい)、
　　　(特定人物からの)金的


現在の霧島・カイトとボディ(肉体)を共有するレプリカント。
元は量産型後継機の『カイト』のうち、オリジナルに最も近付こうとした個体。

スクラップにされ、稼働可能な肉体を失ったことで倒されたが、
カイトがその残存パーツを自身に組み込むことによってボディ(肉体)が完成し、
ソレに伴って『カイト』もカイトの中の1人格として再び目覚めた。

当初はダモクレスとして、自身が主導権を奪取しようとする願望が残っていた為、
カイトが意識を失っていないと表層に出現出来ない程度にはボディが馴染んでいなかったが、
『居場所』として見ていた「座長」に否定されたことで完全にレプリカント化する事を決意。
自分自身の「心」を会得してからはカイトと自由(或いは任意に)意識を入れ替われる程に
ボディとの適合を果たした。
量産型では唯一「(設計上における)完成」に至った個体になる。

特徴としては凶暴で「壊演の演者」を自称する程度には攻撃的であり、
カイトとは対になる『矛』としての守護者である。
………が当人はあくまで「邪魔をぶっ壊すことで結果論護ってるだけ」と、
自覚は今の所ない。

性格は短気。最近はツンデレ化も進行しつつある。
キレながら説教かますなど、意外にも面倒を見る手合のようで、
オリジナル同様の世話焼きの可能性がある。

『居場所』を求めていた為か、現在の状態こそが『自分の居場所』と捉えており、
それが犯されるようならば容赦はしない。
……それは『居場所』を失う恐怖の、裏返し。

彼が、本当に一番最初に手にいれた「心」は、
……………『恐怖』。


ちなみにカイトの彼女を見ると、金的の痛みを思い出す為か、一気に大人しくなる。